Love Buddy 飲み過ぎるのは誰のせいなの?

神谷 幸弥(さや)

2019-01-03
恋愛ヒストリア
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社長主催のセミナーの数週間後だったかなぁ。冬季賞与の日の夕方から飲み会があったのね。それが平日だった。強制参加じゃなかったんだけど、そういうのが好きだったから私も参加したのよ。Mの送迎じゃなくてバスと徒歩でね。

途中で雨に降られちゃって、飲み会の場所に到着する頃には、アウターに着ていたコートがびしょ濡れになって身体が冷え切ってた。

寒ぅ~っ…。
手っ取り早く温まる方法は無いかなぁと思ってたら、Mがジャケットを2枚着ていることに気付いたのよ。

あ! アレだ! よし!

座っているMの背後に周ってジャケットの両肩をムギューっ。

これ、脱いで。

は?

良いから、脱いでってば。

何だよ?

私、雨に濡れちゃったから寒いの!
M、ジャケット2枚着てるじゃん。1枚貸して。

全く… 追い剥ぎかよ… お前は。

抵抗せずに私からジャケットを脱がされるM。そのジャケットに至極当然のように袖を通す私。

袖、長っ…

当たり前だろ。身長が違うんだから。
 
そう、Mは私より頭1つ分背が高い。

袖、汚すなよ。

余った袖を素早く折り曲げてくれるM。

見知らぬ人ならともかく、同じ職場の人がその様子を見て何とも思わないワケがなかったんだよねぇ。案の定、如何にも好色家で俺様気質の男性社員が側に寄ってきた。職場でのポジションは現場専従の親分的存在。

親分:
「ユキちゃん寒いの? だったら俺のを着る? それより小さいよ?」

親分のジャケットを借りようものなら後が怖いわ。
それに気持ち悪いし…。

速攻で断って、Mのジャケットを着たままの状態で飲み会に参加することにしたわよ。それが気に入らなかったのか、親分がMを離れた席に追いやって代わりに私の横に座ったんだよ。

そして、皆が程よく酔い始めた頃・・・

親分:
「ユキちゃん、Mとドコまでヤッた?」

このエロ親父め! それセクハラ!

Mと私は、そういう関係じゃありません!
 
親分:
「何だ。Mは臆病な奴だね。2人で同じホテルに泊まってたのに手を出さないとは。俺だったら最初の日にモノにするけどね」

助かりました。親分と一緒の参加じゃなくて。

この男…ぶっ飛ばしたい!
あー、もう… イライラする…。
此処から離れたい…。

苛々するし相手をするのも面倒臭い。口当たりの良いお酒を飲んでから、ずーっと無視して押し黙ってた。

気怠そうにお酒を飲んでいる女性
※イメージ画像/ぱくたそ(www.pakutaso.com)モデル:Lala*

無視を続けてたら話し掛けてこなくなったんだけど、今度はMの失敗談をネタにし始めたんだよ。

コイツ…性格悪っ!

他人のミスをネタにしてウケを狙う人って、何処の職場でもいるんだよねぇ。そういう人に限って、大盤振る舞いして器の大きさをアピールするし、周りの人も逆らわないで同調するもんだから始末が悪い。ヨイショするから図に乗るんだよ。

あー、なんかムカつく!

かっかとする私とは対象的に、Mは怒る気配もなく平然としていた。

何でMは平気なの? あんな風に言われて…。

段々と飲むペースが早くなっていた。
その時・・・
グラスを持つ私の手を険しい表情をしたMが掴んだのね。

おい!ちょっと来い!

手を掴まれたまま外に連れ出されちゃったんだよ。

え…?M…怒ってる?
私…何かした?


今回はここ迄…

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