Without Love 始まり

神谷 幸弥(さや)

2019-03-18
交際期間
1 COMMENTS
 男性を好きになるっていう感覚自体を知らなかった。幼い頃から近所の男の子達と一緒に遊んでたせいで、一般的に付き合うっていうことも、どういうことなのか分かっていなかった。

奥手とか、そういうんじゃなくて……負けたくないっていうか、支配されたくないって思ってた。ライバル意識を持つことはあっても、恋愛感情を抱くことはなかった。


その理由は↓↓↓を読んでもらうと分かると思う。


認めたくはなかったが、上記のことはトラウマとして心の奥底に残っていた……

 嫌悪感とまではいかなくても、恋愛感情を抱けない状態で就職した会社にいたのが別れた夫・S男だった。付き合ったと言えるのかは疑問。「付き合って」や「好き」といった言葉は一切なく、付き合い始めた理由も覚えてない。世間一般でいうところのラブラブな状態とは程遠い。

ただ覚えているのは、初めて一緒に出掛けた日の別れ際に「キスさせて」って、いきなり言われたこと。

デートをしたという意識はなく、ムードも何もない状態の時に迫られ「嫌っ」突き放して拒絶したけど無理矢理キスをされた。その強引さに惹かれたのかというと、そういうわけでもない。

された時には、気持ち良さや幸福感というものは全く感じられず、キスをするということが嫌いになった。が、そのことをS男が知るはずもなく幾度となく迫られ、その度に私は顔を背けていた。

S男との始まりは、こんな感じでロマンチックな雰囲気なんて微塵もなかった。

お読みくださり、ありがとうございます。

Comments 1

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風花(かざはな)  

辛い過去との葛藤があったのですね。

私も、中学生の時、レイプされた経験があるので、男性に対する複雑な気持ち・・・というか、生理的な抵抗感がなんとなく解るような気がします。
こうした背景があるから、貴女のお話に惹かれるのかも知れません。

2019/04/07 (Sun) 23:57

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